上達する練習方法



ゴルフ練習場で、ただ漠然と球数を多く打っていませんでしょうか。

1本のクラブを納得がいくまで打ち続け、ナイスショットが出たらクラブを交換して、というような打ち方をしていませんでしょうか。

ここでは、効率的に上達する練習方法をご紹介します。

練習は小さい番手から

練習前にはストレッチを十分に行いましょう。

最初に打つクラブは、SWもしくはAWです。

30ヤードを目標に、10~20球打ち込みます。

もちろんピンポイントで狙って打つことです。

次にSWもしくはAWで50ヤードを20~30球打ちます。

そしてフルショットを10球程度。

次はPWで10球程度。

注意すべき点は、フルショットと言いつつも、自身の持つ力の80%で、ということです。

100%のスイングでは芯に当たる確率が下がり、距離感、方向性ともにぶれてしまうためです。

次は7番アイアンのフルショットです。10~20球を目安に。

おそらく一番多く練習しているでろう7番アイアン。

漠然とフルショットするのではなく、高低差や左右の打ち分けを実践しましょう。

 

5番ウッドをススメる理由

次は5番ウッドを10~20球。

持っていなければ3番ウッドでも構いませんが、「クラブの選び方」でもご紹介した通り、5番ウッドのほうが有効的に使えるクラブです。

3番ウッドではほぼドライバーに近いイメージですが、5番ウッドの場合、基本的にPWのフルショットが上手に打てる人は7番アイアンも5番ウッドも簡単に打つことが出来るはずです。

シャフトが長くなる分、多少は難しさはありますが、それでも5番ウッドをマスターすることで3番ウッドも打てるようになることでしょう。

言い換えれば、3番ウッドが苦手な人は、まずは5番ウッドを重点的に練習すべきです。

5番ウッドが打てるのに3番ウッドが苦手という人は、スイング自体が別物となっているはずです。

そして最後にドライバーを10球程度。

10球のうち何発かナイスショットするのではなく、20球全てをいかに安定した方向と飛距離で打てるのかに重点をおきましょう。

ここまでで90~100球です。

少ないと思われる方は球数を増やしても構いません。

気をつけないといけないことは、1本のクラブで球数の制限を決める、ということです。

練習場ではどうしても「数撃ちゃ当たる」で、いつかは「自分の中でのナイスショット」ができます。

しかし、それでは上達したとはいえません。

実際のコースでは「一発一中」の繰り返しです。

全体的に球数を増やす場合は、頻繁にクラブを交換しましょう。

そしてその場合に重要なのは、小さい番手のクラブを多く持つことを忘れないでください。




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