賞金女王争いの森田理香子と横峯さくらは2打差で最終日へ

宮崎県宮崎市の宮崎カントリークラブで国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の２日目のプレーが行われました。

大山志保に替わって首位にたったのは、通算4アンダーとした韓国のイ・ボミと台湾のテレサ・ルーでした。 大山志保は韓国のアン・ソンジュと並んで1打差の3位となっています。

賞金女王争いの２人は

通算3オーバーの12位タイでスタートした森田理香子は、3バーディ3ボギーの「72」でスコアを伸ばせませんでしたが、首位と7打差の11位タイと順位を一つ上げてホールアウトしました。

「この3日間で一番いいゴルフ」と振り返った森田理香子。

優勝争いには離されてしまった感は否めませんが「1位の人の背中が見えるくらいまではいきたい。明日で全部出したいと思っています」と語っています。

賞金女王が手の届く位置まで近付いてることについては「下を見るのと上を見るのは違うと思う。プレーヤーとしては上を見てやらなければいけない」と、順位が下の横峯さくらを意識せず、自分自身との戦いに集中すると語りました。

一方の追う立場の横峯さくらは、3バーディ2ボギーとスコアを1つ縮めてホールアウト。

通算5オーバーの15位タイですが、森田理香子とは僅か2打差。

ただ、逆転賞金女王のためには、「単独8位以上かつ森田理香子が単独15位以下」が絶対条件となります。

厳しい条件に変わりはありませんが「やるしかない」と語った横峯さくらは、少なくとも森田理香子との2打差を逆転することが必須となります。

泣いても笑っても、明日で賞金女王が決定します。

LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ３日目　全順位