全英オープン日本人選手全滅でも危機感無くて



全英オープンが伝統のセントアンドリュースで開催されましたね。

2日目は暴風による10時間という中断もあり、アマチュア選手が首位にたつという快挙もあり、3人のプレーオフによりザック・ジョンソンが復活の優勝を遂げました。

期待された松山英樹は首位に1打差と肉薄しましたが、12番のボギーから崩れ始め、最終的には18位タイで今大会を終えました。

 

個人的には最終日の12番というより、前日の第3ラウンドでなかなかバーディが奪えなかった点が気がかりでした。

惜しいパットの連続でのパープレイとなって、しかも上位陣も伸び悩んでいた状態でした。

一時はたしか首位と2打差に20人ぐらいひしめき合う状況でしたので、そのときに飛び出すことが出来ていれば、と思っていました。

それでも世界と十分互角に渡り合えることが証明できた大会だったのではないでしょうか。

松山英樹のメジャー大会制覇、ぜひ見てみたいものですね。

 

翻って他の日本人選手、正直、残念を通り越してちょっと呆れてしまいました。

ここまで無力なのか、というのと、プロとしていかがなのものか、と思えるコメントに対してです。

松山英樹を除く7人全員が予選落ちという屈辱。

しかも松山英樹は日本ツアー登録ではないため、日本ツアー登録の日本人全員が予選落ちです。

条件は皆同じなのに「風が強かった」なんて、ただの言い訳なのに。

藤田寛之だけは「日本のコースは30年前のまま」と、日本ツアーへの提言もしましたけど。

ただでさえ、その「ぬるい」日本ツアーでも韓国勢におされる始末。

圧倒的な強さを有する選手もいなければ、別段、週替りで高いレベルの優勝争いが繰り広げられるわけでもありません。

優勝すれば「何年何ヶ月ぶり」という選手も多く、しかも翌週にはリーダーボードに名前が乗らない。

持ち回りしてるのか、と思いたくもなります。

知り合いのゴルフ巧いおじさんだって、毎週参加していればそのうち優勝できるのは、なんて思いたくなる現状です。

 

男子ツアーの凋落が叫ばれて久しいですが、こんな状態ではスポンサーも寄り付きません。

最近の男子ゴルフ界のニュースといえば、古閑美保の彼氏となった小平智の熱愛報道ぐらい。

なんだかなあ、という感じです。

日本男子ゴルフ、大会や賞金をもっと減らして、その分を中高生の育成にでも回したほうが余程将来の男子ゴルフ界のためになるのではないでしょうか。




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