国内最終戦が開幕

賞金王欠場で藤田寛之が4連覇なるか

東京都稲城市のよみうりカントリークラブで国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の初日のプレーが行われました。

先週、史上最年少賞金王となった松山英樹は左母指手根中手関節炎で残念ながら欠場です。

松山英樹の欠場で俄然注目を浴びるのが、大会史上前人未到の4連覇がかかる藤田寛之です。

今季は20戦未勝利と不調が続く藤田寛之ですが、原因だけは掴めています。

マスターズ出場時にナチュナルドローを打とうとしてスイングを崩し、その後遺症だというのです。

もともとフェード打ちだった藤田寛之でしたが、その影響を今もなお引きずってしまっているのです。

徐々に良くはなっているとのことですが、完全復調には遠いようです。

今大会は飛距離を想定してドライバーのシャフトを0.5インチ伸ばした46インチを使用します。

果たして4連覇の偉業を見せることができるのでしょうか。

2打差に8人とほぼ横一線の初日

この日首位に立ったのは3人です。

宮里優作、近藤共弘、藤本佳則が4アンダーでホールアウト。

1打差の3アンダーには山下和宏、呉阿順、李京勲、谷原秀人の4人が並んでいます。

さらに1打差の8位には小田孔明がつけており、静かな初日の立ち上がりとなっています。

また、大会通算2勝の片山晋呉は1アンダーの9位タイに、先週の雪辱を期したい池田勇太はイーブンパーの15位タイ、そして4連覇のかかる藤田寛之は5オーバーの28位タイで最下位となっています。

勝負は残り3日。

熱い戦いを期待しましょう。

日本シリーズJTカップ初日　全順位