フライズドットコムオープン最終日 松山英樹3位 石川遼21位



アメリカツアーの2013-14シーズン開幕戦、フライズ・ドットコムオープンの最終日が行われ、通算9アンダーの12位タイでスタートした松山英樹は、7バーディ・2ボギーの“66”を叩き出し、通算14アンダーの3位タイとなりました。

この日の松山英樹はいきなり1番でバーディを奪うと、さらに3番でもバーディ、6番、7番と連続バーディとして一気に優勝争いに名を連ねました。しかし8番と14番をボギーとしてしまい、15番ロングホールの第2打をピン近そばにつけイーグルの絶好機でしたがパーとなり、優勝が遠のいてしまいました。普通ならここでがっくりとなってしまうところですが、次の16番からの上がり3ホールで怒涛の3連続バーディとします。驚異的な底力を見せて3位フィニッシュとなりました。昨日、今日とパットさえ好調であったなら「もしや」もあったはずです。ホールアウト後のインタビューでは「ショートゲームとドライバーの精度不足」と反省するもまだまだ伸びしろはあります。今後に期待しましょう。

松山英樹より1打上位で首位と5打差の通算10アンダー7位タイからスタートした石川遼は2番と3番で連続バーディを奪い、大いに期待させてくれましたが、5番と8番でボギーとし一歩後退、15番ロングホールでは3オン3パットとして優勝争いも終戦となりました。結局2バーディ・3ボギーの“72”でホールアウトし、通算9アンダー21位タイでフィニッシュ。3日目のスーパーショットもあり、松山以上に期待がかかりましたが、この日はショット、パットともに安定せず、悪い時の石川遼に逆戻りしてしまった感が。ただ、昨日までのプレーは大いに復調を感じさせる内容でしたので、こちらも今後に期待ですね。松山と違って優先シード権を持たないため、上位陣が参戦しない秋冬シーズンで上位、もしくは優勝をかっさらいマスターズ参戦を決めてほしいと思います。

ちなみに優勝はジミー・ウォーカーで通算17アンダーでした。2打差の2位には今年からシニアツアーにも参戦している大ベテランのビジェイ・シンが。まだまだ若いモンには負けないぜといったところでしょうか。

PGAツアーは引き続き今週末にシュライナーズホスピタルforチルドレンオープンが開催されます。




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