松山英樹 PGA第3戦CIMBクラシック 初日 16位タイ



マレーシアで開幕

アメリカプロゴルフツアー第3戦「CIMBクラシック」がマレーシアのクアラルンプールで初日が行われました。

唯一の日本人参戦となる松山英樹は5バーディ、3ボギーの70で通算2アンダー、首位のライアン・ムーアとは7打差の16位タイのスタートとなりました。
腹痛からアメリカラスベガスでの第2戦を緊急欠場、帰国した松山英樹でしたが、驚異的な回復力を見せ、マレーシアでの第3戦へ参戦の運びとなりました。

ラウンド前には不安も・・・

ただ体重は5kgも落ち、調子は「1%くらいまで落ちた」とラウンド前に不安を口にしていました。
コース攻略の糸口はフェアウェイのキープと語り、それでも予選落ちの無い大会なので安心、と落ち着きも見られました。

 

ホールアウト後のインタビューでは「まだまだ」と反省の弁も伸びしろは十分にある様子です。続けて「この状態でよく2アンダーで回れた。スコアはすごくいい」と結果には満足そうです。「“はまれば”スコアも出る。じっくりと爆発できるところまで状態を上げていきたい」と飽くなき向上心を見せ、早速練習グランドへ向かいました。

 

2日前の練習ではフィル・ミケルソンともラウンド。「とても才能あるゴルファー」「一流選手と過ごした1週間は、彼の素晴らしさだけでなく、今後何に時間を費やすかを示した貴重な経験になる」と最大限の評価を受けました。

cimb

先週の石川遼の活躍が刺激に

欠場した先週の第2戦は石川遼が2位タイと大活躍。その結果を受けて「あれだけ活躍されると悔しいし、自分も頑張ろうという刺激をもらった」と気迫十分。「先週あれだけの活躍を見れば、上位で戦いたい気持ちは強くなる。今週は準備不足だが、それでもベストを尽くして優勝争いまで持っていきたい。それで来週のアメリカツアー(自身の)今季最終戦なに照準を合わせたい」と力強く語りました。

発言からは先週の石川遼ほどの活躍は見込めないようですが、それでも逆境をはねのけてきた松山英樹です。明日からの猛チャージに期待しましょう。




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