石川遼2位 PGA第2戦 自己ベストタイ 松山英樹のみマレーシアへ



アメリカプロゴルフツアー第2戦「シュライナーズ・ホスピタルズ・フォーチルドレン・オープン」の最終日がアメリカネバダ州ラスベガスで行われました。

この日5位スタートの石川遼は8バーディー、2ボギーの65でラウンド、通算18アンダーでアメリカツアー自己タイ記録となる2位タイとなりました。ちなみに前回の2位は、昨年3月のプエルトリコ・オープンまで遡ります。優勝は6打差をつけた昨年の全米オープン覇者のウェブ・シンプソンでした。
今大会、日をおうごとに順位が上昇。20位、9位、5位、2位と好成績を収めました。
報道各社によって、石川遼のコメントが変わっているのでまとめてみました。
・すごくいい1週間だった
・トップ10入りはこれまでパットが良かった時、今週は4日間ずっとショットが良かった
・内容は最終日が一番。勝負どころでも、緊張して硬くなったのにスイングがぶれなかった
・先週の悔しさを生かせてよかった
・(18番がボギー)へなちょこだったので情けない
・優勝と「6」打差……情けない…応援ありがとうございました
と、場所やタイミングで微妙に違うニュアンスですね。

今大会はなんといっても松山英樹の緊急欠場がBIGニュースとなってしまい、日毎に順位を上げる石川遼に注目が集まりました。そしてその重圧をはねのける好成績を収めたので、今後大いに期待しましょう。

そんな石川遼ですが、次戦は欠場です。「時差ぼけもあるし、いいパフォーマンスを出すために体のケアに努める」と理由を説明しました。その次の上海での戦いに重きを置くことになります。
一方の松山英樹は驚異の回復力で腹痛を克服、24日開幕のマレーシアのクアラルンプールで行われる「CIMBクラシック」に参戦することを発表しました。その後は、再び両雄揃い踏みで、中国の上海で行わる「HSBCチャンピオンズ」に参戦する予定です。

今大会終了時点でのFedExCupポイントランキングは、欠場した松山英樹は7位にダウン、2位タイで終えた石川遼は4位にジャンプアップしました。
そうはいっても、本当の上位陣は年明けから参戦してくるので、できるだけ年内にポイントを稼ぎ、優勝してマスターズへの参加権利を取っておきたいところです。

今週末はマレーシアの松山英樹を、来週末は上海の二人を応援しましょう。




サブコンテンツ

このページの先頭へ