HSBCチャンピオンズ最終日 石川遼 川村昌弘 藤田寛之の結果



世界ゴルフ選手権シリーズ兼PGAツアー第4戦「WGC HSBCチャンピオンズ」が中国上海のシャーシャンインターナショナルゴルククラブで最終日が行われました。

優勝はダスティン・ジョンソン。24アンダーという驚異的なスコアでした。
松山英樹が初日のみプレー後、棄権した今大会、他の日本人選手の結果をお伝えします。

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石川遼 2オーバー66位

2日目には単独ブービーとなり不安なスタートだった今大会でしたが、最終日には4バーディ1ボギーの「69」で回り、通算2オーバー66位タイでフィニッシュしました。

周囲が思うほど深刻な状態ではないようで「納得のスイングは少ないが、球は真っ直ぐ飛んでいる」「久しぶりに崩れたのが今週で残念。悪いものが出切ったと思って、ここから頑張りたい」と語りました。

次戦からは日本ツアー2連戦となります。「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP in 霞ヶ浦」「三井住友VISA太平洋マスターズ」と参戦後はオーストラリアでの「ワールドカップ」に出場、再び帰国して「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」にホストプロとして参戦します。

年内のアメリカツアーは今大会で最後となり、日本ツアー残り3戦で好成績を収め、最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」出場を狙います。

 

川村昌弘 藤田寛之 2アンダー50位

藤田寛之とともに同じスコアでフィニッシュとなった川村昌弘。今大会中はなかなかパットが決まらず惜しくも上位進出はなりませんでしたが、飛躍へのきっかけは掴んだ様子です。

来季からはアジアツアーや欧州ツアーも視野に入れており、20歳の若武者の飛躍に期待しましょう。

 

スコアは同じながら対照的な藤田寛之。思考錯誤を繰り返した今大会も光明は見えないままのフィニッシュとなってしまいました。
不調のショットはフェードやストレートを変えてみたものの、最終日は「ほとんど芯に当たらなかった」と不調は深刻なようです。

年末には3連覇の偉業が掛かる「ゴルフ日本シリーズJTカップ」も控えていますが、まだまだ先は見えません。「なにか一つきっかけをつかみたい」と語りましたが、全く同じ言葉を今大会前にも語っていただけに、現在の厳しい状態を物語っていました。




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