絶対に3パットしない打ち方【3パット撲滅】
1mのパットを外しても、ドライバーで100ヤード多く飛んでも「1打」に変わりありません。
アマチュアゴルファーにとってスコアアップの最善策は「実はパット数を減らすこと」なんですが、あまり重要視されていないのがパッティングなんですね。
18ホールをラウンドして、1パットづつ減らせればトータル18打も減るんです。
おそらく120以上叩く人の多くは3パット以上のホールが大半を占めていると思います。
平均120の人が18打減らせれば102に。あっという間に「100」が見えてきます。
ここでは3パットを2パットに減らす打ち方をご紹介します。
ロングパットの1打目は外すことを前提に
ロングパットの1打目で重要なことは「1打で決めてやろう」と思わないことです。
傾斜や芝目を読み、自分なりのラインを決めたら、カップだけをイメージせずに、カップ周辺の1mの円をイメージし、その1mの範囲内にボールが止まるように打つことを心がけます。
1打で決めようとすると、緊張も重なって慎重になるあまりショートしすぎたり、寄せのイメージが強すぎてオーバーしたりすることが多いことでしょう。
カップが直径1mある、と思えばかなり気楽にパットができるようになり、無駄な力も入らなくなります。
そして、1mのカップに収まれば、必然的に2打目は50cm以内のパットとなります。
初心者は最初に直径2mのカップを想定しても構いません。
それでも円に収まれば、2打目は1m以内のパットになります。
ラインによって1打目を打ち分ける
アベレージゴルファーになってきたら、2打目を想定した打ち分けをしましょう。
パットの打ちやすさは
- 下りラインより上りライン
- スライスラインよりフックライン
のほうが圧倒的に打ちやすくなるのは常識ですよね。
ですので、ロングパット1打目の考え方としては
- 下りラインの場合、カップをオーバー気味に、ビビらず打つ
- 上りラインの場合、ショート気味で残す、絶対にオーバーさせない
- スライスラインの場合、カップをオーバー気味に、ビビらず打つ
- フックラインの場合、ショート気味で残す、絶対にオーバーさせない
という心構えで打ちましょう。
このことはグリーン付近からのアプローチにも同様のことが言えます。
アプローチの場合もチップインを狙うより、その後のパットのラインを考えた「寄せ」のイメージで打ったほうが、結果的にスコアアップにつながります。