ヘッドスピードが同じでも飛距離を伸ばす方法
一般的なアマチュアゴルファーはヘッドスピードが42m/sで区分けされることが多いですよね。
ボールやシャフトなどの選択の目安となる数字です。
飛距離を生み出すためには、もちろんヘッドスピードが早いことにこしたことはありません。
しかし、女子プロゴルファーのヘッドスピードの平均値は40m/sぐらいなんです。
それでも軽く250ヤードを超える飛距離を生み出しています。
ヘッドスピードが同じなのに、なぜ飛距離に差ができるのでしょうか。
大きな理由のひとつに「芯」に当てることができる、ということが挙げられます。
いかにヘッドの中心部で打つことができるか、ということですね。
野球のバットでも「芯」に当たらなければボールは飛びません。
サッカーでも足の「芯」で蹴らなければ強いシュートが撃てません。
ゴルフでももちろん「芯」に当てることが重要となるわけです。
「芯」で打てるボールの位置
今回はスイングそのものではなく、ボールの位置を変えて「芯」に当てるよう対策を考えてみましょう。
練習場で市販の「ショットマーカー」を使うことが一番手っ取り早いです。
ショットマーカーを使用して、自分のクセを知ることが飛距離アップの近道となります。
まずは何球か打ってっみましょう。
すると、自分の傾向が見えてきます。
「芯」に当たらないとき、大別すると以下の4つのいずれかに当てはまることでしょう。
- ヘッドの上側
- ヘッドの下側
- ヘッドのトゥ側(先)
- ヘッドのヒール側(シャフト側)
ヘッドの上側
ティーアップが高すぎるかもしれません。
ティーの高さを調整し、もう少し低めのティーアップで試してみてください。
ヘッドの下側
上記とは反対に、ティーアップが低い可能性があります。
若干高めのティーアップで試してみましょう。
ヘッドのトゥ側(先)
アドレスの位置が珠から遠すぎる可能性があります。
もう少しボールが体に近い位置でアドレスするようにしてみてください。
ヘッドのヒール側(シャフト側)
上記とは反対に、アドレス位置がボールに近すぎる可能性があります。
少し後ろに下がってアドレスするようにしてみましょう。
今回は「ボールの位置を変える」対策で「芯」に当て飛距離アップを目指す方法について、を書いてみました。
重要なことは、ボールの位置を変えてもスイングは変えない、ということです。
自分のスイングにあったボールの位置、を早く習得することが飛距離アップ、さらには方向性も安定する近道となります。
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