真冬のウェアとスコアメイク術

12月から2月にかけてのゴルフは、寒さ対策と冬特有のコース攻略が必須になります。

ここでは、ウェアの着こなし術とプレーにおける冬対策をご紹介しましょう。

真冬のウェア着こなし術

重要なのは汗をかくようなプレーをするか否か、となります。

さらに、スイングの邪魔になるような、過度な重ね着に注意しましょう。

アンダーウェア

いわゆるヒートテック素材でOKです。

ただし、コース上を走り回るような入門者ゴルファーには不向きです。

汗をかくことがわかっている場合は、吸湿速乾性を有するアンダーウェアが望ましいです。

ヒートテック素材では、汗を逃がす機能がないため、逆に冷えてしまうことがあるためです。

フリース素材のタートルネックなど

アンダーウェアの上に着こなします。

フリース素材は保温性と通気性を有しているため、汗で冷えることを防止してくれます。

アウター

通常のプレーヤーはウィンドブレーカーや軽量素材のダウンジャケットなどでOKです。

ただし、上記同様に汗をかいた場合は通気性が無いので、通気性に富んだアウターが本来は望ましいでしょう。

カイロ

腰、シューズ内に貼ると非常に重宝します。

また、アウターの両ポケット内に忍ばせておくと、ラウンド中でも手を温めることができます。

真冬のスコアメイク術

なんといってもボールが飛びません。

基本的には１番手分飛ばなくなる、と考えましょう。

ボールが冷えて固くなり反発が弱まること、シャフトも固くなりしなりが十分に得られない、といった理由によります。

グリーン周りのショットでは、グリーンが固く、場合によっては凍っていたりするため、ピンの手前を狙うようにしましょう。

上級者になると、あえてグリーンオンは狙わず、パターやアプローチで寄せる、というゴルファーもいるほどです。

パッティングについても、異常に転がりやすくなるため、「弱すぎる」イメージで打つほうが吉と出ることが多いですね。