全米女子オープン、宮里藍など日本人選手の見どころ



第69回全米女子オープンゴルフ選手権は、6月19日から22日の4日間、ノースカロライナ州のパインハーストリゾート&カントリークラブ・パインハーストNo.2で開催されます。

先週、男子の全米オープンが開催されたコースで、同一コースでの開催は史上初となります。

日本人選手は宮里藍など12名が参戦

この大会に日本人選手は12名が参戦します。

宮里藍、宮里美香、上原彩子、有村智恵の4人はアメリカツアーからのエントリーとなります。

森田理香子、横峯さくら、吉田弓美子は昨季の国内賞金ランキングの日本人選手上位3名で、1位、2位、5位の成績でエントリー。

さらに、5月19日に愛知県の東名古屋カントリークラブで行われた「全米女子オープンゴルフ選手権セクショナルクオリファイング(最終予選)」での成績上位5名である成田美寿々、渡邉彩香、穴井詩、城間絵梨、橋本千里(アマ) の5選手がエントリー。

なお、成田美寿々が首位通過、他4人は一ノ瀬優希とアマチュアの野澤真央を含めた6人のプレーオフの末、出場をもぎとりとました。

 

橋本千里(アマ)

通信制のルネサンス豊田高1年生の16歳は「予選通過」を第一目標にしています。

国内の最終予選ではお母さんがキャディを務めましたが、本大会ではロス在住のティーチングプロが担当します。

現在、国内女子ツアーはアマ旋風が席巻中であり、その中心選手である勝みなみとは同い年で仲も良いそう。ち

なみに今大会はアメリカのルーシー・リーが11歳で最年少出場となります。

 

宮里藍

10年連続10回目の出場となる全米オープンでは、2度の6位タイが最高順位となります。

奇しくも大会初日の19日は29歳の誕生日となる宮里藍ですが、好調には程遠い近況です。

兄の宮里聖志は先週の全米オープン予選落ちとなかなか良いニュースに恵まれませんが、「ショートゲームでやっていく」と意気込みを語っています。

まずは誕生日となる初日での好成績に期待しましょう。

 

宮里美香

今季の目標を「メジャー制覇」と言い切る宮里美香は、優勝に一番近い日本人選手かもしれません。

4月のメジャー初戦は予選落ち、雪辱を期する大会となります。

先週は松山英樹に帯同して難コース攻略は折り込み済みです。

今季は20位以内が一度もありませんが、大舞台に強い宮里美香の奮起に期待しましょう。

 

横峯さくら

4月に入籍した新婚の横峯さくらはハネムーン気分での出場、とはもちろんいきません。

夫でメンタルトレーナーの森川陽太郎も同行しての参戦となりますが、厳しいコースに「ボギーを減らすことが重要」とのこと。

『愛の力』で全米女子オープンでの活躍に期待しましょう。

 

森田理香子

昨季の国内賞金女王は今回が初出場となります。

先週のサントリーレディスはホステスで連覇がかかりましたが、右手の薬指をホテルのドアに挟んでしまうアクシデントの影響か、まさかの予選落ちとなりました。

ケガは回復傾向ですが「やってみないと」。

日本の賞金女王としての意地とプライドに期待しましょう。




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