復調の宮里藍に注目の2015シーズン



アメリカ女子ツアーに参戦中の宮里藍が先日の『報道ステーション』に出演してましたね。

一昨年の秋から、大きな武器であったパットの不調に陥り、昨シーズンはアメリカツアー参戦でワーストとなる、賞金ランキング86位となってしまいました。

予選落ちがなんと7回もあったんですね。

「宮里藍 パター不調」のニュースは昨年から言われてきたことであり、本人が一番悩んだことでしょう。

ちなみに昨シーズンのパットの成績は

  • パーオン時の平均パット数は1.881(ツアー138位)
  • 1ラウンドの平均パット数は30.71(ツアー116位)

となっていました。
それでも1ラウンド当たり平均1.7打ですが。

 
番組のインタビューでは、軽い気持ちでパターを替えたことがスランプの始まりだったと話しています。

イヤな感覚が残ってしまった、と。

 

私達素人ゴルファーにはあまり想像もつきません。

しかし思い出せば、メジャーリーグで活躍するイチローも似たようなことを語っていました。
「他人のバットは触らない。その感覚が残ってしまうのがイヤだから」
まさしく宮里藍にも共通していたことですね。

 

プロの世界というのは、常人では計り知れない紙一重の部分で勝負していることが垣間見えたインタビューでした。

 

 

そんな不調に喘いだ宮里藍ですが、今年は希望の光が差してきました。
先週行われたピュアシルク・バハマLPGAクラシックでは4日間で18バーディ、1ラウンドあたり4.5個のバーディを奪い24位タイの成績でした。

先々週の開幕戦から2週連続で決勝ラウンドに進んでいます。

 

 

宮里藍といえば、独特なスロースイング練習やパットに対してのルーティンなど、我々素人にも大変参考になるゴルファーです。
今年は日本から多くの選手が参戦しているアメリカ女子ツアーですが、復調の兆しを見せている宮里藍に特に注目したいと思います。
なお、次戦は2月19日からのLPGA第3戦「ISPSハンダ オーストラリア女子オープン」となります。

 

がんばってほしいですね。




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