ゴルフ雑誌 どれがイイ? オススメは? 記事に惑わされないで
ゴルフを始めると本屋でそれまで見向きもしなかったゴルフ雑誌コーナーで足を止めるようになりますよね。
そして、定期刊行の雑誌もあれば、上達本やノウハウ集などその種類の豊富さに驚く方もいると思います。
ここでは「初心者は上達に向けてどの雑誌を読めばいいの?どれがおすすめ?」という疑問にお答えします。
ゴルフ雑誌 どれがいい?
ほぼ毎月発行のゴルフ情報誌ですね。
プロの大会情報はもちろん、表紙には「打ち方指南」や「練習方法」など、目を引くような特集が毎回組まれています。
では、どの雑誌がいいのか?
答えは、どれも同じで上達に向けては熟読する必要はありません、となります。なぜなら、一貫性がないから。
色んなプロや、コーチのアドバイスが掲載されており、一言でいえば「情報過多」なのです。
ですので初心者には向いてないと考えています。
雑誌ですから、いかにも良さそうなキャッチコピーで目を引きますが、例えば「スライス撲滅」という打ち方矯正をとっても、極端な話、先月号と今月号では違うことが書いてある、ということもあるんです。
これはゴルフ雑誌に限らないのですが、雑誌界は結局のところ「売れてナンボ」の世界なのです。
「読者がどれだけ上達できるのか、できたのか」が最重要項目ではありません。販売部数を稼いで発行部数を増やし、それを謳い文句にゴルフ場やメーカーから広告収入を得る、という図式です。
もちろん良い部分もあります。最新クラブやゴルフウェアの流行、ボールの検証や便利グッズ情報などのいわゆるトレンド記事です。
まあ、クラブに限って言えば、広告収入があるので大々的な批判はできませんので、どれもオススメになってしまいますが、それでも特徴を伝えるという意味ではスペック表ではわからない感覚を教えてくれます。
さらに初心者向けに一番役立つのは「トッププロのスイング連続写真」です。
これは「目で覚える」ことができる最大のメリットです。
映像では早くてわからない部分を1枚づつの写真に切り取るので、初心者はそのフォームをイメージできるわけです。
スタンス幅、アドレスの形、ボールの置く位置、トップスイングまでの過程、トップスイング時の形、ダウンスイングの移行、インパクト、フォロースルー、頭の位置など必要な全ての情報が集約されています。
練習場で自分のスイングを録画するのは、かなり勇気がいりますが、理想のフォームと比較するにはうってつけなのです。
また、あえて強調するならば「女子プロゴルファーを参考に」ということでしょうか。
男子プロの場合、筋力やヘッドスピードなどはなかなか真似できませんが、もともと筋力の弱い女子プロゴルファーでもドライバーの飛距離は男性の初心者を軽くオーバーします。
タメの効いたスイング、大きいフォロースルーなど初心者が参考にできる要素満載なのです。
連続写真で、かつ自分が目指すフォームに近い女子プロゴルファーが掲載されていれば「買い」です。
次は「上達本」についてお話ししようと思います。
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