池田勇太ら激怒 ブリヂストンオープン3日目中止で シード権争いにも水



またも雨天中止

千葉県の袖ヶ浦カントリークラブで行われている「ブリヂストンオープン」ですが、雨のため3日目が中止となりました。午前8時に第1組がスタートしましたが、わずか19分後に中断となり、10時には中止の発表となりました。明日27日(日)に18ホールのラウンドで決勝が行われます。

これで今季3度目の短縮日程で、大会の賞金も75%となりました。

bs

憤る選手たち

これには選手たちが怒りのコメント。「もう中止決定?」「できるじゃん」など。競技運営に関して疑問を感じざるを得ません。

選手会長の池田勇太はスタッフに向かって「決断のタイミングさっぱり分からん。朝の土砂降りの中で、なんでスタートさせるのよ。最終組が9時40分スタートなんだから3時間ぐらい中断したって日没までに終わる。明日に持ち越したって72ホールできるんじゃないの?」と猛抗議。

ホストプロとなる宮本勝昌は「なんか嫌。頑張れば72ホールできるでしょ?もっとやる気を見せて欲しい。こんなに早く決定するなんて・・・・」と不満をあらわにしました。

来年のシード権を争う選手たちは、今季残り試合は実質1、2戦となるため賞金加算に必死なのですが、中止によって手痛い25%カットとなります。
賞金ランキング52位の塚田陽亮は「あと2試合ですかね。せっかく予選を通っても75%にカットされたら厳しい。僕らの最終戦(カシオワールドオープン)は、熾烈な戦いになりそうですよね」と中止決定に落胆の声。

通算7アンダーで首位タイの谷口徹は「残念ですけど、気持ちは高まってて明日楽しみ。もともと台風でできないと思っていた。短期決戦のほうが自分には有利だし優勝の確率は上がった」とやや満足げに話しました。

明日の決勝は、首位が7アンダーで谷口徹、丸山大輔、パク・ウンシンの3人が並び、3打差の4位グループには8人が、4打差の12位グループも8人が並ぶ大混戦となっています。

大会前には新製品発表のブリヂストン

今大会前にブリヂストンが新製品発表会を実施し「ツアーステージGRシリーズ」を発表しました。宮里藍はすでにシーズン中に「GRシリーズ」に切り替えており、今後注目が集まるラインナップとなります。

ドライバーは1本58,000円(税別)で11月8日発売開始。スチールシャフトのアイアン6本セットは90,000円(税別)で12月6日発売とのことで、クラブ購入を検討中のかたは参考にされてはいかがでしょうか。

ちなみに発表会の司会には、今日激怒した池田勇太が務めました。新クラブが使えなくてイライラ、ではないと思いますけど・・・・。




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