松山英樹のマスターズは予選落ち、バッハ・ワトソンが優勝



アメリカのジョージア州オーガスタナショナルゴルフクラブで行われた「2014マスターズ」は、バッハ・ワトソンが2年ぶり2度目の優勝を飾り、栄光のグリーンジャケットに袖を通し幕を閉じました。

予選落ちとなった松山英樹

日本から唯一の参戦となった松山英樹は、残念ながら予選落ちとなっています。

初日の松山英樹はフェアウェーキープ率を100%としたものの、パットの不調に苦しみ39パットという「信じられない」パット数となり、97人中90位となる8オーバーでホールアウトしました。

中4週と休養たっぷりで臨んだ「2014マスターズ」でしたが、痛めていた左手首にはテーピングを施してのラウンドとなりました。

予選通過をかけた2日目でしたが、カットラインに2打及ばず予選落ちに。

パットに復調の兆しは見えたものの、前日と打って変わってフェアウェーキープ率が64%に落ち込んだことが誤算でした。

それでも前日から1打縮め、この日アンダーパーでラウンドした97人中わずか21人に入り、そのプレーを称えられました。

松山英樹以外にも、歴代の覇者など多くの有力選手が予選落ちとなった今大会でした。

フィル・ミケルソン、アーニー・エルス、ウェブ・シンプソン、チャール・シュワルツェル、セルヒオ・ガルシア、ルーク・ドナルドも予選で姿を消しています。

 

バッハ・ワトソンが2年ぶり2度目の優勝

腰痛により欠場となったタイガー・ウッズの不在も重なり、注目度が下降すると思われましたが、連覇を狙うアダム・スコット、タイガー越えとなる20歳での最年少優勝を目指すジョーダン・スピース、2年ぶりの優勝を狙うバッハ・ワトソンらが白熱した試合を展開しました。

3日目のプレーでアダム・スコットが16位に順位を下げて万事休す。

最終日は通算5アンダー同士のバッハ・ワトソンvsジョーダン・スピースの最終組での直接対決となりました。

先に単独首位に立ったジョーダン・スピースでしたが、8番と9番で痛恨の連続ボギー。

対するバッハ・ワトソンは2連続バーディで逆転に成功。

バッハ・ワトソンは13番でバーディを決め3打差をつけると、そのまま逃げ切りで優勝を決めました。

 

ちなみに左利きのバッハ・ワトソンですが、レフティとして過去12年で6度目の優勝となります。

今回を機に、市販のクラブセットや練習場でも左利き対応席が増えると良いですね。

来年こそは日本から多くの選手が参戦し、優勝争いに絡む試合が見たいものです。




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