松山英樹の全米オープンは悔しい結果に



松山英樹ら日本人選手4人が出場した全米オープンでしたが、残念な結果に終わってしまいました。

矢野東と宮里聖志は予選落ち、谷口徹は決勝ラウンド進出も最下位に、松山英樹は3日目と4日目は順位を落とし、最終的に35位で今年の全米オープンを終えました。

松山英樹は35位で全米オープンを終了

松山英樹は初日を首位と4打差の1アンダー6位タイでホールアウトし、昨年の10位以上どころか、アメリカツアー初優勝の勢いそのままに、メジャー初優勝の期待がかかりました。

振り返ってみれば、2日目の前半までの快進撃でした。

前半を2バーディでラウンドし、先に10アンダーという驚異的スコアでホールアウトしたドイツのマーティン・カイマーを追う2位グループから抜け出しに期待がかかりました。

ところが後半を3ボギーとして通算イーブンパーの14位タイに後退して2日目を終えます。

 

全米オープン史上初の試みとされたラフの無いコース設定は、両サイドの芝をフェアウェイ並に刈り込んだことで、ウェイストエリアという芝のない荒地と化してしました。

ラフではないものの、荒れ地。

2日目の松山英樹はコース設定の罠にハマってしまったのでした。

それでも上位進出の期待をかけた3日目、4バーディ6ボギー1ダブルボギーで、通算4オーバーの23位タイにまで後退します。

ムービングデーと呼ばれる順位が大きく変動する土曜日で、抜けだしていたマーティン・カイマーも周囲の思惑通りブレーキがかかりましたが、松山英樹も同様でした。

予選2日間から風の向きも変わり、ドライバーを多用することになったのも要因の一つです。

 

迎えた最終日、昨年は大会ベストスコアに並ぶ「67」をマークし10位にジャンプアップしたこともあり、一縷の望みを託しました。

ところが、いきなり1番でダブルボギー、2番でボギーを叩いてしまい、完全に優勝が遠のいてしまいました。

通算8オーバー、35位タイが松山英樹の全米オープン2014の結果となります。

なお、2位に8打差をつけて優勝したマーティン・カイマーは、2月に行われた「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」の1回戦で、松山英樹は勝っている相手です。

松山英樹の次の目標は7月18日からの全英オープンとなります。

期待しましょう!




サブコンテンツ

このページの先頭へ