石川遼8位フィニッシュでマスターズ出場は残り2戦で優勝が条件に
米国男子ツアー「アーノルド・パーマーインビテーショナル」最終日がアメリカフロリダ州ベイヒルクラブ&ロッジで行われました。
石川遼はマスターズ出場に向け3位以内が目標でしたが、通算8アンダーの8位タイでのフィニッシュとなりました。
初日を2位でスタートし、あわやの期待がかかりましたが、2日目に10位、3日目に8位となり、再浮上することなく大会を終えることとなしました。
優勝は通算13アンダーのマット・エブリーでした。
アダム・スコットは通算11アンダーで3位フィニッシュとなっています。
残り2戦で「優勝」が必要と厳しい条件に
マスターズ出場は、今週の「バレロテキサスオープン」か、来週の「シェルヒューストンオープン」、どちらかで優勝するしか道はありません。
今大会初日のようなプレーを続けられれば、奇跡は訪れることでしょう。
落胆したかと思われましたがフィニッシュ後のインタビューでは「満足」と語った石川遼。
今年から不調だったショットに復調の兆しが見え「ゴルフ人生で一番の充実期」と前向きな発言。
今の方がショット、アプローチ、パットも圧倒的に成長している、と語りました。
最終日に同組でラウンドしたイアン・ポールターも「このプレーをしていれば、来週も再来週も良いプレーができる」と後押しされたことも自信につながったようです。
マスターズ出場へはアメリカツアー初優勝が必要、と道は大変険しいものになってしまいました。
それでも充実感に満たされ、来週は何を学べるんだろうと思えるほどの前向きさを持っています。
あと2戦、石川遼から目が離せません。
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