アドレス 基本 正しい姿勢の作り方と構え方
グリップが出来あがったら次はアドレスです。ゴルフのカッコよさはアドレスが第一印象になるので、ビシっと決めましょう。
やってはいけないNGアドレス
では、先にNGなアドレスをご紹介します
- 猫背
- かかと体重、または棒立ち
- ボールが近すぎ、または遠すぎ
- スタンス幅が合っていない
- がに股、内また
- アゴが出ている
- 体がボールではなく、すでに正面を向いてる
- ボールの位置が極端に右か左に寄っている
目指すアドレスの姿
基本的に、これらの正反対の姿勢になればOKです。
- 背筋を伸ばす。尻をあげるようにして腰を曲げる。
- 重心は拇指球から土ふまずにかけて。両足で5対5の割合
- クラブとヘソ間は7番アイアインで拳一個半を目安に
- スタンスは7番アイアンでボール約6個分を目安に
- 同じくドライバーは約9個分を目安に(かかと内側が肩幅に)
- 右足つま先は真っ直ぐ、左は若干開いても良い
- ボール位置、ドライバーは左足かかと線上
- 同じく7番アイアインでかかとからボール2個分内側に
- 右肘、左肘とも内側が正面を向く
といった具合です。
特に、自分が思っているより背筋は丸くなりがちです。腰のベルトを上に引っ張られているイメージで尻を上げてみましょう。
また「腰を曲げる」というより「股関節から曲げる」イメージで前傾姿勢を作ります。
最後の項目の「ヒジの方向」ですが、初心者ほど右肘内側が飛球方向を指しがちです。その場合、右ワキが開きやすくなりスライスの原因にもなるため気をつけましょう。「肘の内側は正面」です。
また、前傾角度ですが、クラブによって変わります。長いドライバーでは浅くなり、短いアイアンほどキツくなります。特にアイアンの場合、クラブのソールを地面にぴったり合わせましょう。クラブのソールに自分が合わせることが重要です。
アドレスのポイント、練習方法
アドレスのポイントは、できる限り地面に垂直に立ち、目線、肩のライン、両前腕、モモ、足の全てが、目標方向に対して直線、そして全てが平行となっているか、です。どこか1ヵ所でもズレるとボールが真っ直ぐ飛ばない原因になります。ただし、肩のラインだけは右手が下になる関係で完全に平行とはなりません。
練習場には鏡もある場合が多いので、自分のアドレスをチェックすると非常に有効です。自分なりのアドレスのローテーションが自然にできるようになりましょう。
例)真っ直ぐ立つ、クラブを真っ直ぐ伸ばし前傾でソールを合わせる、足を開く、など自分に向いているかつチェックしやすい順で覚えるのが効果的です。
アドレス、いわゆる「構える」までは初心者でもカッコよく決められます。ぜひ参考にしてみてください。