バンカーの打ち方 サンドウェッジを使う基本とコツ
コースに出ると避けられないのがバンカーショットです。 初心者ではバンカーショットなんて一度も経験せず、コースデビューして初めてトライする方が多いと思います。
ここでは、そんなバンカーショットの基本についてご紹介しましょう。
バンカーショットの打ち方
- グリップは短めに
- フェースは目標方向、オープンスタンスで
- 足場をしっかり作る
- スタンスに沿ってスイング
- 振り抜く
グリップは短めに
バンカーショットでは足元が不安定なため、しっかり足場を作ることが重要です。
そのため、通常より足が深くなるため、ボールと体が近くなります。
その分、グリップを短く持ちましょう。
フェースは目標方向、オープンスタンスで
「フェースを開く」打ち方です。フェースを開くことにより砂に潜りやすく、高く上がるボールが打てます。
フェースを開くと高く上がる分、飛距離が落ちますのでボールが置かれた状況で開く角度を調節しましょう。
何も障害がなく、真っ直ぐ打ち出すだけであれば、30度程度を目安にすると良いです。
状況に応じて45度程度まで開くことを覚えておきましょう。
フェースを開いた分、スタンスをオープンに構えます。
重要なのは「フェースを開いてからグリップし直す」事です。
そうしないとフェースが閉じた状態でインパクトしてしまいます。
足場をしっかり作る
スタンスの向きと角度が決まったら、しっかり足場を作ります。
足場が不安定ですとスイングも安定しません。
さらに通常のショットより膝の曲げて低重心で構えましょう。
スタンスに沿ってスイング
決して目標方向にスイングしないこと。より右方向にボールが飛んでしまいます。
そのためフェースを開いた分、スタンスもオープンに構えているのです。
スタンスに沿ったスイングを心がけましょう。
振り抜く
ボール1個分手前の砂を打ちます。ボールを見ないで手前の砂を見るようにします。
「砂を薄く長く切り取る」というイメージでスイングします。
決して「砂に打ち込む」イメージではありません。
インパクトだけに力を注いでしまい、インパクトだけでスイングを終えてしまう人を見かけますが、それは誤りです。
ヘッドの加速で打つため飛距離が出ません。
フォロースルーを大きく取るようにスイングしましょう。
参考:飛距離調節の方法
飛距離の調節はフェースとスタンスの開きで調節するようにします。
そのことでバンカーショットを同じスイングと同じフォロースルーで対応できるようになります。
始めのうちは「バンカーなんて珍しいからラッキー」ぐらいの心構えで臨みましょう。
苦手意識や恐怖感を持たないことが大切です。