スクールと個人レッスンのススメ 基礎を固めよう
ほとんどのゴルフ練習場には専属プロ(といってもコーチングのプロ)がいて、ゴルフスクールや個人レッスンを開講しています。
案内ポスターを見たことある人も多くいることでしょう。
スクールより個人レッスンがオススメ
ゴルフスクールは、10名程度が一度にレッスンを受けます。
といっても、ほとんどは30分程度打ちっ放しを行い、必要に応じてプロがアドバイスする、というのものです。
対して個人レッスンはマンツーマンでの指導です。
場合によってはビデオ撮影を用いてアナタのスイングの矯正点などを教えてもらえます。
値段はもちろん個人レッスンのほうが高くなります。20~30分で2000円から3000円といったところでしょうか。
もし、あなたが本格的にゴルフを始めようとするならば、ぜひとも個人レッスンをオススメします。
一番最初に聞き、ある意味で一番重要な要素となる「グリップ」を教えてもらうことができるからです。
ゴルフ練習場によっては、完全ビギナー向け教室として、グリップやスタンスなどの基本項目のみ格安で受講できるレッスンがあったりします。
ヘンなクセが付く前に、基礎を学んでおくことが大切です。
もし教わったプロが「自分に合っている」と思ったら、そのコーチに習い続けましょう。
上達本に惑わされず、コーチの言うことだけを信じることが大切です。
コーチが合わない、という場合
反対に「ちょっと違うな」と感じたら、無理して継続する必要はありません。
コーチにも様々な人がいます。
自分の理想に近づけたい人、ピンポイントで矯正点のみ指摘する人、スイング理論も人によって違います。
例えば、初めてゴルフに取り組んで「石川遼みたいなダイナミックなフォームで打ちたい」と意気込んで個人レッスンに申し込んだところ、「オッサン打ち」のフォームにされていく、ということもよくあります。
テレビのゴルフレッスン番組で視聴者参加型の30分番組を観るとワンポイントレッスンがほとんどですよね。
誰がどう見てもバラバラなフォームだけど、プロが一言指摘するだけで真っ直ぐキレイなボールが打てたりします。
コーチの凄さがわかりますよね。
でも指摘された視聴者のバラバラなスイングは見た目としては変わらないんです。
一方、タレントが3ヶ月くらいかけて上達していくような番組は、それなりにスイングが見違えて良くなっていく様が見て取れます。
ゴルフ練習場のコーチの考え方も同じです。点で指導するのか、線として考えるのか、ということですね。
レッスンを受けるのであれば、妥協せずに自分に合ったコーチを選ぶことを心がけましょう。