上達本 雑誌 どれがイイ? 誰がオススメ?
「ゴルフ上達本」も数多く出版されています。どの本が?というよりは誰の本がいいの?という悩みを持つと思われます。
ここでは「初心者向け上達本、誰がおすすめ?」という疑問にお答えします。
谷将貴 シンプルスイング理論
ジュニア時代から片山晋呉と親交が深く、03年からコーチを務め04年から3年連続賞金王に導いたり、07年の北田瑠衣復活優勝でもコーチを努めたことで有名です。
また松浦亜弥のゴルフ番組「あややゴルフ」にもコーチ役として出演していたので、そちらでも名が通っていつかもしれません。
「シンプルスイング理論」を提唱しています。
その名の通り、シンプルなスイングを基本として、極端に言えば「ドライバーもアイアンも打ち方は同じ」といったイメージです。
内藤雄士 「自然で合理的、そしてシンプルにリズムよく」
いま一番露出が高いかもしれません。本も多く並んでますね。
「自然で合理的、そしてシンプルにリズムよく」を理論としています。
彼に師事したのは、丸山茂樹、谷原秀人、矢野東と、ん?あまり強烈なインパクトではないですね。
どちらかというと、超初心者向けというイメージです。
基本中の基本を習うには一番合っているかもしれません。
ただ、露出の高さゆえ、ネットでの評判は良くない気が・・・・。
桑田泉 クォーター理論
元巨人の桑田真澄の弟、というほうで有名かもしれません。
兄同様PL学園で甲子園出場経験があります。
元中日の立浪和義と同期です。
「クォーター理論」を提唱しています。
ボールを見るな、ダフれ、手打ちしろという三大極意で、それぞれ「ヘッドアップが治る」「芯に当たる」「ヘッドが走る」という結果をもたらします。
ある意味で一番特徴的な理論かもしれません。そういう意味では他の上達本と一線を画す理論だと思います。
森守洋 ダウンブロー
原江里菜プロのコーチです。
「ダウンブロー」の本、いっぱい並んでますね。
極論で言えば「手打ち」の推奨ですが、やはりそれなりに筋も通っています。
ネットでの評判も上々のようですね。
中井学 超ゴルフ学
こちらは「腕を使わないスイング」指南です。
アメリカ留学時に独自に学んだ理論ですね。
独学ではありますが、しっかり要点を捉えていると思います。
他の上達本は「理想のフォーム」に近付く理論に対して、現在のフォームを系統別に分けて、より真っ直ぐキレイなボールが打てるように、といった感じでしょうか。
上達本のまとめ
誰がイイの?という問いに正解はありません。
ただ闇雲に色々な上達本を実習すると、バラバラなフォームになってしまうので、腰を据えて一人の上達本に取り組むことが重要だと思います。
それでも向き不向きは必ず出てきます。
ある程度の段階で「自分に向いてないな」と思ったら別の指南本にシフトする、というがベストだと思います。
そのうちアナタもコーチングの達人になってしまうかもしれませんね。