フェニックスオープン初日速報 松山英樹と石川遼
アメリカのアリゾナ州TPCスコッツデールでアメリカ男子ツアー「ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン」が開幕しました。
名物ホールと大ギャラリー
フェニックスオープンは、大会中に延べ50万人という、ツアーの中で最も多くのギャラリーが集まることでも有名です。
パー3の16番ホールは、360度スタンドに囲まれた、フットボール競技場さながらの雰囲気で、名物コースになっています。
通常のゴルフコースと違って、ブーイングや口笛をはじめ、酔ったギャラリーが大騒ぎするなど、選手の集中力が問われるホールとなります。
ちなみに下見した松山英樹は「野球場みたいなもんでしょ」とひょうひょうと言ってのけました。
先週好成績を残した石川遼は、今大会は補欠選手の1番手から、開幕前夜に繰り上がり出場が決定しました。
また、ディフェンディング王者のフィル・ミケルソンが参戦し、注目が集まります。
フェニックスオープン 初日の結果
初日のプレーが終了し、先にスタートした石川遼は6バーディ、2ボギー、2ダブルボギーの「71」、イーブンパーでホールアウトしました。
出入りの激しいゴルフとなった石川遼は、最終18番ホールで、この日2度目となる痛恨のダブルボギーを叩いてしまい、明日以降のプレーに課題を残しました。
松山英樹は6バーディ、1ボギーの「66」。首位と2打差の5アンダーでホールアウト。
2日目以降、非常に期待がかかるスコアとなりました。
注目のフィル・ミケルソンは石川遼と同じくイーブンパー。
日没サスペンデッドで全選手がホールアウトできませんでしたが、松山英樹は暫定10位タイ、石川遼は暫定65位タイとなっています。
首位は2人で7アンダー。
松山英樹は2打差の好位置につけ十分射程圏内です。
石川遼の巻き返しとともに、明日以降の活躍に期待しましょう。