フェニックスオープン3日目速報 松山英樹が初優勝へ射程圏内
アメリカのアリゾナ州TPCスコッツデールでのアメリカ男子ツアー「ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン」が3日目までのプレーを終了しました。
松山英樹が首位と3打差、初優勝へ
今年初戦となった松山英樹は、4バーディ1ボギーの「68」でラウンドし、スコアを3つ伸ばしてトータル12アンダーの3位タイでホールアウトしました。
スタート時同様、首位と3打差のままとなっています。
初日、2日目と好調だったパッティングが、この日はカップに嫌われるなど、やや調子が下向きなことを課題にあげ、初優勝に向けては「初日と2日目のパットができないと、追いかける立場としては苦しい」と語りました。
それでも、パットの不調を補って余りあるショットの好調さで、この日はスコアを縮めました。
「残り3、4ホールで上位につけていればガッツリ狙っていく」と前半次第では猛チャージを宣言。
スタート時は「変わらないプレーを心がける」として、平常心で最終日に臨む姿勢です。
ファンとしては、名物の16番ホールで、17万人のギャラリーから拍手喝采を浴びるようなプレーで一気に単独トップ、もしくは首位浮上といった光景を見たいものです。
首位に立っているのは2012年のマスターズ覇者バッハ・ワトソン。
松山英樹のアメリカツアー初優勝に向けて、絶好の相手です。
今日まででもギャラリーに向けてインパクトのあるプレーで知名度もアップしています。
最終日のプレーに、大いに期待しましょう。
石川遼は予選落ち
一方の石川遼は痛恨の予選落ちとなりました。
先週から兆候はあった、と話す石川遼はこの日トリプルボギーを含む「78」の大崩れ。
来週は休養に充てるとのことなので、再来週のツアーで巻き返しに期待しましょう。