アドレス 正しい方向を向く目印をみつける
アドレスをセットする際、無意識に方向を決めて構えていませんか?残念ですがそれは誤った方法です。
飛球線とスタンスの線がクロスしていませんか?
陥りがちなのは、スタンスも目標地点を向いてしまい、ボールの飛球線とクロスしてしまうことです。これではボールが真っ直ぐ飛んでいきません。スタンス方向に飛んでしまい、結果、右方向へズレてしまうことになります。
練習場ではマットがあるためスタンスも真っ直ぐ決まりやすいのですが、コースに出ると目印も無いため「真っ直ぐ構える」ことが難しくなります。
ここでは、真っ直ぐ構える方法についてご紹介しましょう。
スタンスを正しい方向にする方法
- 目標地点とボールを結んだ直線上、ボールの後ろ3メートルぐらいに立つ
- 直線を見極める
- その直線と平行に、スタンス位置からの直線を見極める
- スタンス位置からの直線上に目印を見つける
- 目印はスタンス場所から2~5m程度以内に見つけましょう
- 落ち葉とか、芝の切れ目などで構いません。
- スタンス位置に戻り、目印を目標に真っ直ぐ構えます
- 構えたら何度も目標を見ることはありません
- 何度も見るとバランスが崩れます
- スタンス、クラブをセットしたら先を見ないようにしましょう
これは経験者でも陥りがちなミスです。ティーショットでは誰もが慎重に構えるので真っ直ぐ向きやすいのですが、2打目3打目となると忘れがちな傾向にあります。
練習場からクセをつけよう
「打つ前にしっかり方向を見出す」という動作は、練習場からクセをつけると良いでしょう。同じ目標だけに打ち込まず、たまに目標方向を変え、その都度後ろから直線を確認、という流れを身につけるだけでも、大幅な「方向性の安定」につながります。
この動きはプロも実践しています。機会があればテレビ中継でよく確認してみてください。ボールの後ろにたち、スタンスをセットする際に2~3m先の何かを見ながらスタンスするはずです。
こういった基本動作は積極的にプロの真似をしましょう。