「お兄ちゃん」が単独首位！初優勝かけて最終日最終組へ

宮里優作が単独首位

東京都稲城市のよみうりカントリークラブで国内男子ツアー最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」3日目のプレーが行われました。

この日首位に立ったのは、単独2位からスタートした宮里優作でした。

8バーディ2ボギーの「64」でラウンドし、2位に3打差をつけています。

通算でもツアー未勝利だった宮里優作は、先週の「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」で今大会最後の出場切符を手中にした選手でした。

ドライバー飛距離で優位に立ち、同組で回る選手のショットを参考にするという最大限に優位性を活用し、安定したゴルフでホールアウトしました。

11年目にして待望の初優勝となるのか。

「お兄ちゃん」の最終日のプレーに注目です。

コースレコードの山下和宏が2位浮上

2イーグル５バーディでコースレコード「61」をマークした山下和宏が、前日の9位から一気に2位タイに浮上しました。

宮里優作同様、ツアー初優勝をかけて明日の最終日に臨みます。

また、谷原秀人が2位タイとなり、明日の最終日は宮里優作、山下和宏、谷原秀人の3人が最終組でのプレーとなります。
首位と6打差の4位タイには前日首位だった韓国のイ・キョンフン、中国の呉阿順が並んでいます。

優勝の可能性としては6打差の4位タイグループまでの5人でしょうか。

6位の小田孔明以下は9打差と離れてしまいました。

4連覇を狙っていた藤田寛之も「66」で11位タイまで上がってきましたが、首位と12打差でかなり厳しくなりました。

明日は最終組3人のうち、2人が初優勝を賭けて戦います。

今年の最終戦、熱い戦いを期待しましょう。

日本シリーズJTカップ3日目　全順位