スライスしにくいドライバーとアイアンの選び方
一つ言えることは、ゼッタイにスライスしないドライバーもアイアンもない、ということです。
しかし、それぞれ「スライスしにくい選び方」をすることで、スライス対策になることもあります。
スライスしにくいドライバーとは
最近のドライバーはヘッドが大型化されたことで、スイング中のヘッドの動きが安定するようになりました。
その意味では、現在主流の大型ヘッドは、スライスしにくいドライバーと言えるでしょう
シャフトとロフト角
スライスしにくくさせるためには、シャフトとロフトに注目します。
シャフトは柔らかめ、キックポイントは元調子で
シャフトの硬さを表す表記で、硬い順に「X」「R」「RS」「S」となります。
シャフトは柔らかいほうがスライスはしにくいため、可能であればS、少なくてもRSのシャフトを選びましょう。
さらに、しなる位置を表すキックポイントは元調子が無難です。
ロフト角は大き目で
ロフト角が大きい場合、縦スピンがかかりやすく、サイドスピンを抑えてくれます。
本来なら11度がオススメですが、少なくとも10.5度のタイプを選びましょう。
また、グリップは細めのものを選ぶと、ボールが捕まりやすくなります。
スライスしにくいアイアンとは
実は、各メーカーから「初心者向け」と呼ばれているアイアンは、スライスしにくい構造となっています。
その中から、さらにスライスしにくいアイアンの選び方をご紹介します。
グースネックで
アイアンのネックは、ストレートネックとグースネックの2種類があります。
グースネックの方がボールはつかまりやすくなるので、スライスしにくい、といえます。
ライ角はアップライト
ライ角が浅く水平に近い場合、いわゆる「つま先下がり」の状態に近くなります。
「つま先下がり」では、右方向、いわゆるスライス気味にボールが飛び出しやすくなってしまいます。
反対に、ライ角が深く垂直に近い場合、「つま先上がり」の状態に近くなります。
「つま先上がり」では、フェースがかぶりやすくなり、左方向にボールが飛び出すため、
ライ角はアップライトのほうが、スライスしにくくなります。
低重心で重めのクラブ
クラブが軽いとスライスしやすい手打ちの原因となります。
振りきれる程度で重めのクラブを選択しましょう。
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