ザ・ホンダクラシック 石川遼は予選落ち、松山英樹は棄権



アメリカ男子ツアーの『ザ・ホンダクラシック』がフロリダ州のPGAナショナルで開催されました。

日本からは石川遼と松山英樹の2名が参戦しましたが、ともに残念な結果となりました。

松山英樹は棄権

初日はイーブンパーの57位でホールアウトした松山英樹でしたが、2日目を棄権しました。

左手首痛を発症し「大事をとって」の棄権です。

昨年末に痛めた箇所とは別ということで、予選通過しても最終日まではキツイかも、という判断でした。

次戦は「WGCキャデラック選手権」に出場予定です。

世界選手権シリーズとなる大きな大会で「そこを目標にするための棄権」とあくまでも前向きに捉えていました。

次週の爆発に期待しましょう。

 

石川遼は予選落ち

初日に池ポチャ4発を含む6オーバーと大叩きで、144人中140位と大きく出遅れた石川遼は、巻き返しを図った2日目も5バーディ5ボギーをスコアを伸ばせず、127位タイで3試合連続の予選落ちとなりました。

ここまで長引く不調の原因は「ショットが安定しないこと」に尽きます。

ドライバーは大きく曲がり、バンカーからは「ホームラン」。

1月中旬頃から「体の開きが早くなっている」と気付いたものの、対策が施せないという状況です。

練習では良くなる感触を掴むものの、試合となると「色々と考えてしまい」結果的にミスショットに繋がっています。

「自分のスイングを信じ切れていない」と語る石川遼ですが、スランプ脱出には時間がかかるかもしれません。

次戦は松山英樹が出場を予定する「WGCキャデラック選手権」の「裏開催」となるプエルトリコオープンに出場を予定しています。

裏開催のため強豪選手の出場は少ないので、何とか自分のスイングを取り戻してほしいものです。

 

タイガー・ウッズも棄権

最終日に17位タイからスタートしたタイガー・ウッズでしたが、13番ホールを終えた時点で腰痛を訴え突如の棄権となりました。

前日には49人のゴボウ抜きで復調したかに見えましたが、この日は前半を終えて5オーバーと精彩を欠くゴルフとなり、痛恨の途中棄権となってしまいました。

連覇がかかる次週の「WGCキャデラック選手権」ですが「参戦は未定」とのことで、連覇に黄色信号となっています。

 

優勝したのはアメリカのラッセル・ヘンリーでした。

初日から首位に立っていたローリー・マキロイが自滅に近い叩きを繰り返し、勝負は4人のプレーオフに突入。

最初のホールでバーディを奪ったラッセル・ヘンリーが、昨年の「ソニーオープンinハワイ」以来となるツアー通算2勝目を飾りました。




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