松山英樹 PGA第3戦CIMBクラシック 3日目 16位にダウン【速報】
アメリカプロゴルフツアー第3戦「CIMBクラシック」の3日目がマレーシアのクアラルンプール行われました。
首位と7打差、6アンダーの7位タイと好位置からスタートした松山英樹でしたが、原因不明の背筋痛により苦しみ、首位タイのライアン・ムーア、クリス・ストラウドと6打差の通算6アンダー16位と前日より順位を落としました。
痛む背中と2度の池ポチャ
この日、最初に痛みを表に出したのは3番ホールのティショットでした。ドライバーで打った直後、苦悶の表情になり前屈みなって背中をさすりだしたのです。そのまま痛む背中をさすりながら第2打の地点まで移動し、スプーンを振り抜くと、またも前のめりとなりクラブに寄りかかるような態勢で痛む姿となりました。
痛み出してからは「半分の力で振った」として2度も池ポチャがありましたが、それでも辛うじてパープレーでフィニッシュしたのはさすがです。
インタビューでは「飛距離も落ちずいいショットが打てるよう練習しないとと思っていた」と気丈に語る松山英樹でしたが、痛みの事に話が変わると「初日から違和感はあった。昨日まではうまくカバーできたが今日はできなかった」、痛みの場所については「どこか分からない」と険しい顔になり、自らインタビューを打ち切りました。
最終日の巻き返しに期待
本人も相当イライラが募っているようです。それでも「この順位なんで優勝は無理だけど、最後まで諦めず上に行きたい」と抱負を語りました。過去、出場したアメリカツアーでは、最終日に順位を落としたのはわずか1試合のみ、と最終日には無類の強さを誇る松山英樹ですが、勝負の最終日、痛みに耐えどこまで巻き返しを図れるのでしょうか。